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柔道部ブログ
OB 平岡拓晃
皆様、お久しぶりです。OBの平岡拓晃です。
12月に入り、今年の締めくくりや新しい年に向けた準備でお忙しい時期かと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
現在、私は筑波大学のサバティカル制度とJOCスポーツ指導者海外研修員制度を利用し、8月からアメリカのシアトルに留学しております。日本ではなかなか得ることのできない貴重な経験を積むことができ、気づけばあっという間に約4か月が過ぎました。
こちらでは、ワシントン大学の特任研究員として活動しながら、同大学の柔道部やBudokan dojo、Washington judo academy、IPPON dojoなど、いくつかの道場にもお伺いして練習や指導などをさせていただいております。
どの道場の方々も、皆さん本当に柔道が大好きで楽しんでいて、温かく迎えていただき本当に感謝しています。アメリカでは、大人から柔道始める方も多く、皆さん熱心に練習されています。また、柔道経験のある子どもたちは、新しく入門したての子どもを積極的に手伝うなど、どの道場もとてもアットホームです。
さらに、スポーツとしてだけでなく、日系人の方々が戦後守ってきた文化を継承し続ける意味でも柔道は大切な役割があり、このような環境で柔道ができることをとても幸せに感じています。
柔道以外では、強風の影響による約4日間の停電も経験しました。こちらは電柱が木だったり、森の中を電線が複数通っていたりしているので、強風で木が倒れ、電線も一緒に切れてしまったようです。強風といっても日本の台風に比べたら大した事はなかったのですが…。
また、11月下旬にあったサンクスギビングでは、日系アメリカ人の方々のパーティーに参加させていただき、ターキーを丸ごと揚げたり、お餅つきにも参加。家族の歴史なども色々聞かせていただきました。
引き続き、スポーツの面でも文化の面でも、アメリカでしか学べないこと、できないことをしっかり吸収したいと思います。