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茅野 拓海

整復医療トレーナー学科卒業生インタビュー:茅野さん

卒業生

整復医療・トレーナー学科
茅野 拓海さん

#整復医療・トレーナー学科   #卒業生  

夢を叶えた先に広がる挑戦

Profile

茅野 拓海さん
2019年3月 健康科学部 整復医療・トレーナー学科 卒業
出身校:拓殖大学紅陵高等学校
取得資格:柔道整復師・アスレティックトレーナー・健康運動指導士・CSCS
現在の職務:流通経済大学ラグビー部 チーフアスレティックトレーナー
トレーナー活動歴:
トヨタヴェルブリッツ(トヨタ自動車ラグビー部)
富士通フロンティアーズ 

トレーナーを目指すきっかけは、高校時代の出会いから

 小さい頃からバスケットボール一筋で、プロ選手を目指していましたが、高校時代に断念しました。しかし、バスケットボールに関わる仕事がしたいと考えていたとき、高校に来ていたトレーナーの方の話を聞いて『これだ!』と感じたんです。
プロスポーツの現場で選手のサポートをするトレーナーという職業に強い憧れを抱き、トレーナーに必要な医療系国家資格資格取得のためSBC東京医療大学への進学を決意しました。

SBC東京医療大学を選んだ理由

 最大5つの資格取得ができることに魅力を感じました。資格を取ることで、もしトレーナーの道が難しくても他の選択肢があるという安心感があると思い、SBC東京医療大学を選びました。
 柔道整復師やアスレティックトレーナー、健康運動指導士など多くの資格を取得したことで、自信を持って現場に飛び込むことができました。


現在の仕事:アスレティックトレーナーとして選手と共に成長

 現在、流通経済大学ラグビー部のチーフアスレティックトレーナーとして、選手のコンディショニング管理やケガへの対応、リハビリ指導などを担当しています。
 チームトレーナーとして、選手一人ひとりの状態を把握し、各部門(コーチ、ドクター、S&Cコーチ※ウェイトトレーニングをメインで教えるコーチ)と連携して育成をサポートしています。部員は100名を超え、来年は130名になる予定です。留学生もいるので英語力が必要になる場面もあり、スキルアップの毎日です。


トレーナーの道を進む中で、語学力の重要性も痛感したそうです。


 トヨタヴェルブリッツ時代は、外国人選手とのコミュニケーションが必須でした。学生時代に学んだ英語をもう一度勉強し直しました。

学生時代の学び・出会いが今につながる

 学生時代は資格取得に向けた勉強や実習が中心でしたが、その中でも越田先生との出会いが大きかったです。ゼミでの学びや紹介していただいた現場経験が、今のキャリアの基盤になっています。
 トレーナー職は求人が少なく狭き門です。自力でプロチームへのアポイントを入れたこともあります。当時のBリーグチームすべてへ連絡を入れたりもしました。しかし、なかなか上手く行かず、、、そんな時にトレーナーの道へ導いてくださったのが越田先生です。本当に感謝しています。


高校生へのメッセージ:トレーナーは“究極のサービス業”

 トレーナーという仕事は、選手のために自己犠牲をいとわず動くことが求められる、究極のサービス業だと思います。その分、やりがいも大きい仕事です。


また、これからトレーナーを目指す高校生には、以下のアドバイスを送ります。

 トレーナーにも種類があります。トレーニング指導をするのか、医療的な対応をするのか、実際の現場を見て自分の方向性を考えてみてください。
 ラグビーの現場は特殊で、試合中でもプレーが止まらない中でケガの処置を行います。そういった現場に触れて、自分の適性を確かめることも大事です。


未来へ:目指すのは選手と共に成長するトレーナー
最後に茅野さんは、今後の目標についてこう語ります。

 現場での経験をさらに積み、選手の成長に欠かせない存在であり続けたいです。また、後輩のトレーナーたちを指導し、チーム全体のレベルを引き上げられるよう努力していきます。
 自分自身のモットーは、家族のような存在で選手や周りのスタッフへ寄り添うことです。後輩トレーナーへの指導も全力で向き合い、チームと私自身も一緒に成長していきたいです。
 さらなる目標は、現場での経験をさらに積み、日本代表トレーナーになることです。