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柔道部ブログ
旅立ち 2025
このブログで報告があったように今年も共に戦った仲間がチームから旅立ちました。
大きな目標に向かって一緒に戦ってきた仲間たちとの別れは寂しいですが、今後ともOB、OGとして、益々の活躍を願うと共に、これからも末永くつきあっていけたらと思います。
竜樹
東京五輪を僅差で逃し、その後、パリへの道は非常に厳しい状況に陥りました。しかし決してあきらめることなく、そこから1つも落とせない中での逆転劇は見事なものでした。これも普段から真面目にコツコツやってきたからだと思います。パリではあと一歩のところで悔しい思いをしたので、ロスに向けて、新天地でしっかりと頑張ってほしいと思います。
龍馬
OB・OGである井上夫妻が手塩にかけて育ててきた選手で、高校時代から注目していました。順調に成長して師匠同様、当柔道部の門をたたいてくれ、昨年、見事世界一の座を掴んでくれました。66㎏級は日本での国内争いが一番厳しい階級ですが、持ち前の攻撃柔道を駆使して、新天地においてロスを目指して頑張ってほしいと思います。
那美
コミュニケーションお化け!、すぐに誰とでも国や言葉をも超えて仲良くなれる才能は、柔道のそれをも上回るレベルだと思います。古傷の手術後、紙一重の戦いを繰り広げ、目指す目標を手にしかけながらすり抜ける悔しい思いを経験しました。しかしこの経験は今後、指導者として必ず大きな力になるものと思います。スウェーデンにおいて、指導者として更なる活躍を願っています。
ひかる
素晴らしい身体能力と攻撃力を駆使して、活躍してくれました。全日本女子、選抜、講道館杯と主要大会全てで決勝に進出し、頂点にあと一歩と迫りました。それだけでも高い競技成績ではあるのですが、届かなかったその頂点との距離を見つめ返しながら、今後は指導者としてその経験を活かしていってほしいと思います。
佳奈
素晴らしい戦績を上げて入部してくれた佳奈でしたが、それまでに蓄積していた怪我が悪化し、手術、手術の連続で、思うような成績を上げることができず、悔しい日々であったと思います。しかし、朴訥に取り組む姿勢と怪我との闘いは、指導者として選手の気持ちを理解できる大きな経験になるものと思います。自身の戦い、そして指導も含めて引き続き、頑張ってほしいと思います。
麻瑞
入職直前の全日本予選で膝の靱帯を断裂し、リハビリからのスタートを余儀なくされました。その後も怪我が続き、もどかしい日々であったように思います。身体が思うように動かなくても、何とか気持ちで戦って、上の大会につなげたことは意地を見せてくれたと思います。今後は一般教員として後進の指導に当たりますが、是非、時間があるときは柔道の指導にも取り組んでほしいと思います。
彩月
持ち前の明るさでチームのムードメーカー役でした。また海外の選手との練習では、持ち味の技のバラエティさを駆使してバンバン投げる姿が強く印象に残っています。国内を勝ち上がっていき、国際大会に臨んだならば、十分勝負できる力を持っていたように思います。この後は、海外での練習も含めて、目指す目標に向かってさらに頑張ってほしいと思います。
今井コーチ
選手として講道館杯を制して、ようやく国際大会に派遣を受けた際に、当時一気に頭角を表してきたポリング選手と2度とも初戦で当たり、惜敗となった不運がなければと、今でも思い返してしまいます。しかし、国体の女王の所以の通り、団体戦ではこれほど心強い選手はいないのではないかという活躍を見せてくれました。引退後の説明は不要ですが、夏実の金メダル獲得を筆頭に、選手に寄り添った指導で、チームに大いに貢献してくれました。今後は母校での指導に当たりますが、日本柔道の未来を担う選手たちをこれまで同様、情熱をもって育てていってほしいと思います。
最後に、毎年同じですが、今後も突然のブログ当番振りがあると思いますので、気を緩めず、ネタ集めに励んでおいてください!
本当にお疲れ様、そしてありがとう!
