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柔道部ブログ

2023.08.05

2023年 ワールドマスターズ・ブダペスト大会初日結果

本日行われましたワールドマスターズ・ブダペスト大会初日の結果を報告致します。

1回戦
永山◯一本勝(袖釣込腰) PANTANO(イタリア)
組んでは先にしゃがんで技を出す相手に対して、永山もうまく対応しますが、先に消極的との指導を受けます。その直後、両袖の組手から上手く袖釣込腰に入って豪快に投げきり、一本勝ちで初戦を突破します。

2回戦
永山◯反則(指導3) VALADIER(フランス)
先日のグランドスラム・ウランバートル大会決勝を争った相手との対戦は、初戦同様、永山に攻撃をさせないよう先に先に技を出してきます。途中、お互い組手争いが激しくなったところで両者に組み合わないとの指導が与えられます。その後、永山が掴んで攻めようとしたところで、回避しようとした相手の中途半端な技に掛け逃げの指導が与えられます。その直後に、永山が再度、釣手から持って前に出ていくと、相手はまっすぐ下がって場外にでて、3度目の指導が与えられ、反則による勝利で、準々決勝進出を決めました。

準々決勝
永山◯一本勝(裏投) BYAMBAJAV(モンゴル)
序盤からお互い攻め合う展開の中、永山にもたれることを嫌う相手に組み合わないとの指導が与えられます。その後、相手のクロスグリップに合わせて、豪快に裏投で叩きつけ、技ありを先制します。相手も挽回せんと攻めてきますが、永山も応戦し、寝技でも攻め込みます。残り1分のところ、再度クロスグリップで攻めてきた相手に裏投に合わせて今度は一本を奪い、準決勝進出を果たしました。

準決勝
永山◯一本勝(腕挫十字固) KIM(韓国)
前戦で高藤を一本勝ちで下したキムとの対戦は、徹底して永山に釣手を許さず、先に先に技を出してくる相手に対して、中盤過ぎに永山が先に指導を受けます。その後、徐々に釣手が持てるようになり、終盤に打点高く逆の一本背負投で技ありを奪います。挽回せんと、間合いを詰めてくる相手に永山も対応し、最後は相手の捨身技をかわして腕挫十字固に移行して一本を奪い、決勝にコマを進めました。

決勝
永山◯一本勝(合技:隅落+袖釣込腰) ENKHTAIVAN(モンゴル)
開始早々、相手の捨身技を隅落で切り返して技ありを先取します。その後も永山が先に先に技を出し、相手に消極的との指導が与えられます。続いて、袖釣込腰でしっかりと相手を担いで回し、技ありを追加して、合技による一本勝ちで、見事オール一本勝ちで優勝を果たしました。


この日の永山は、持ち味の攻撃力を遺憾なく発揮して、相手を寄せ付けない内容で勝利しました!