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2023.06.05 イベント

在宅看護方法論の特別講演を行いました

2023年5月31日の「在宅看護方法論」では、「嚥下に関する在宅看護技術」というテーマで言語聴覚士の大橋三広先生を迎え、特別講演を行いました。

講演では、食事をする際の一口の大きさや水分量の違いを確認したり、食事時における視覚情報や環境、イメージの重要性などについて学びました。

また、製菓衛生士・介護食アドバイザーの志水香代先生が作った子どもから大人まで障がいの有無にかかわらず食べられる「インクルーシブスイーツ」と、とろみを使ったドリンクを学生全員が試食し、どのようなものが食欲をわかせ、かつおいしく安全に食べられるのかを検証するアクティブラーニング形式の授業を行いました。

  • ただの水にとろみを付けただけでは美味しく感じられなかったが、とろみを付けた炭酸飲料は香りと色がついていたため、食欲が増進させられて、楽しく摂取できた。
  • 楽しく食べることができるように、食欲をそそる匂いや視覚からの情報がとても大切だと思った。
  • ケーキは、普通のケーキよりも柔らかく、スポンジが口の中に残る感じがしなかったため、嚥下しやすかった。

授業終わりに、学生たちへ感想を聞いたところ、上記のような反応が多く見られました。

実際に自分たちで口を動かしてみたり、食べてみたりすることで、学生も具体的なイメージをつかめたようです。