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2024.06.04 受験生の方へ

柔道整復師になるには:目指すためのステップと必要な資格

柔道整復師とは?

柔道整復師は、骨折、脱臼、打撲、捻挫などの外傷に対して手技療法を用いて治療を行う専門家です。スポーツ選手のケアや一般の外傷治療において重要な役割を果たしています。日本では国家資格が必要であり、法律に基づいて業務を行います。

柔道整復師になるためのステップ

1 柔道整復師養成校への入学

柔道整復師になるためには、高校卒業後に文部科学省または厚生労働省が認可した柔道整復師養成校に入学する必要があります。養成校には大学(4年課程)、短期大学(3年課程)、専門学校(3年課程または4年課程)があります。

2 専門知識と技術の習得

養成校では、以下のような科目を学びます。(例)

  • 解剖学:人体の構造について学びます。
  • 生理学:人体の機能について学びます。
  • 病理学:病気の原因や症状について学びます。
  • 柔道整復理論:柔道整復師としての基礎理論と実技を学びます。
  • 実習:実際の現場での実習を通じて、技術を磨きます。

3 国家試験の受験

養成校を卒業した後、柔道整復師国家試験を受験します。この試験は毎年3月に行われ、合格するためには十分な準備と勉強が必要です。

4 国家資格の取得

国家試験に合格すると、晴れて柔道整復師の国家資格を取得できます。資格を取得したら、柔道整復師として働くことができます。

5 就職先とキャリアパス

 接骨院・整骨院

多くの柔道整復師は、接骨院や整骨院で働きます。ここでは、スポーツ選手のケアや一般の外傷治療に従事します。

病院・クリニック

一部の柔道整復師は、病院やクリニックで働きます。ここでは、医師と連携しながら治療を行います。

スポーツトレーナー

スポーツチームのトレーナーとして活動する柔道整復師もいます。スポーツ選手のケガの予防や治療に携わります。

自営業

経験を積んだ後、独立して自分の接骨院や整骨院を開業する柔道整復師も多くいます。

6 柔道整復師としてのやりがい

柔道整復師は、患者さんの健康をサポートし、ケガからの回復を助ける重要な役割を担っています。直接患者さんの回復に貢献できる仕事であり、感謝されることが多い職業です。また、スポーツに関わることが好きな人にとっては、スポーツ選手のケアをすることで大きなやりがいを感じることができるでしょう。

最後に

柔道整復師になるためには、専門的な知識と技術を身につけるための努力が必要です。しかし、その先には多くの人々の健康を支えるやりがいのある仕事が待っています。興味を持った方は、ぜひ柔道整復師養成校のオープンキャンパスや説明会に参加して、具体的な学びの内容や将来のキャリアについて詳しく知ってみてください。

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