ベイサイドストーリー

SBC大生の日々の
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玉城 夏祈

少しずつ段階を踏んで、仲間と看護師になっていく

在学生

看護学科 3年
玉城 夏祈さん

#養護教諭   #アルバイト  

大学を選んだ理由

 私は養護教諭を目指しています。両親は2人とも看護師で、高校で進路を決めるとき、どんな大学に行こうか考えました。養護教諭一種免許が取れる大学へ行こうかと思いましたが、養護教諭になるのは難しいですし、 両親の影響もあって看護師と迷っていました。看護師と養護教諭一種の資格・免許が同時に取れるところを探し、この大学を見つけました。

 大学のある浦安市は街もきれいですし、立地も魅力的でした。私には双子の姉がいて、姉は高校卒業後、テーマパークのキャストになることを決め、浦安に住むことになっていました。この大学なら姉と一緒に住めますし、看護師と養護教諭の資格が取れます。私にとっては、ぴったりの立地でした。私も土日はテーマパークのキャストとして楽しくアルバイトしています。

看護師・養護教諭になりたいわけ

 看護師の母は夜勤もしていました。大変そうに思いますが、私は交代制の勤務シフトがうらやましいなと感じています。夜勤は17時に仕事へ向かっても、17時までは自由。夜勤明けも朝8時からは自由な時間。辛いこともあるとは思うのですが、自由な時間も多くて、時間を有意義に使えて充実しそうな気がしました。

 養護教諭を目指している理由は、私が学校が大好きで、学校で働きたいと思ったからです。指導することは苦手なので、見守る立場の養護教諭に憧れを抱きました。また、コロナ禍で、安全に学習できる環境をつくろうと試行錯誤していた養護教諭の姿にも好感を覚えました。教室には行けない子たちが、保健室には行ける。そんな子どもたちを優しく包み込めるような養護教諭を目指しています。

深まった学び

 看護過程論という授業で患者さんを「11のパターン」に分けてアセスメント(分析)することを学びました。栄養、睡眠、排泄、活動などに分けて分析し、患者さん一人ひとりの状態をより深く理解します。例えば、肺がんの患者さんであれば、肺がんという疾患のみにフォーカスしがちですが、看護過程論では、 生活背景や家族構成、食習慣、生活習慣などを考慮した上で、看護援助を考えます。疾患だけ、病気の見える部分だけを見るのではなく、その人の背景を想像し、個々に合わせた援助を考えることが大切なのです。

 教科書に14時に寝て21時に起きる生活習慣の80代の女性の例が出ていました。不規則でよくないようにみえますが、実は昔の 漁師だった息子さんに合わせた生活リズムだったそうです。息子さんがいない今でもそのリズムで暮らしている。ただ単に「不規則だからダメ」と否定するのではなく、その人に合わせた援助を考えるというところに、看護の奥深さを感じました。

メッセージ

少しずつ、仲間と看護師になっていく。入ってみたら、とりあえずなんとかなる!

 「看護」と聞くだけで、ちょっと硬い、ちょっと大変そうというイメージを、私も持っていましたし、多分皆さんも持っていると思います。 でも、大学に入ったら、ちょっとずつ成長していけます。突然、一気に看護師になるわけではなくて、1年生の時から、段階を踏んで看護観や知識が身についてくる。みんなと高め合いながら勉強できているので、やってみたいことを学んでいる分、高校よりも楽しいです。入ってみたら、とりあえずなんとかなります!

5歳から高校まで水泳一筋

5歳から高校まで水泳一筋

小学校2年生から高校3年生まで、毎日、選手コースで水泳をしていました。専門は自由型の長距離です。ずっと水泳で育ってきました。

時代に求められる看護と養護を

時代に求められる看護と養護を

看護も教育現場も、求められることは変わっていく。コロナの時期もあったので、時代の変化に対応できる看護師、養護教諭になりたいです。

授業の座学も楽しい!

授業の座学も楽しい!

教科書にはさまざまなエピソードも載っているし、先生たちの小話や体験談も好きです。結構、一人でくすくす笑っています。